本を執筆するための準備 その1

本を執筆するための準備について その1

ご自分が本に関して全くの素人であると思うなら、一流出版社か大手の新聞社で開催される、出版セミナーに参加してみるのが早道でしょう。
小規模のセミナーに複数回でも、大規模のセミナーに1回だけでも、どちらにしても始めに正しい予備知識を得ておくことは、とても重要です。
思いの同じ友達ができやすくなるし、セミナーの環境はとても貴重な経験となり刺激になります。

優秀な講師陣と交流が持てることも、成功への近道になります。
そして、なによりも大切なことは、夢が目標になり、成功を目指して進めるなかで、自分の目標の到達点を明確にすることで、成功者の自覚と責任を固めることでしょう。
一度進んだら、そして成功したなら、もう後へはもどれなくなりますから、次のチャレンジをして行く責任があるのです。

準備段階でいっぱいやっておくべきことは、できるだけ多くの本を読み、感想や書評を書くことです。
その間、多くの著者の方々と交流しながら情報を集め、できたら編集者の方とお友達になってみることでしょう。
他のセミナーにも積極的に参加するようにして勉強も続けて行きながら、自分の出版企画書を育てていき最終的には複数の企画書を作られることをお勧めします。

あるベストセラー作家の名言があります。

自分が書きたいことを書くのではなく、読者の方々がいらっしゃる場に入り、自分が与えられるものは何かを考え、それを本にするべき・・

出版というのは、利他の究極のかたちであって、自分の書いた本が読者の方々の役に立たなければ、本のかたちをした、ただのゴミとある著者の方が言われたそうです。