本を書くこと

本を書くことについて

本を書く場合、一般的には、作家を志す第一歩として小説にトライしたり、エッセイ、評論文、会社経営者であれば事業のPR誌やマニュアル本など、
他にも絵本や写真集、ブログの書籍化など数限りなく考えられますが、問題はいくつかあり、だからこそ自分の本ができた時の喜びは格別なものとなるのでしょう

本を書籍化する上での問題点は主に、自分の本ができた後、出版する場合に見られるようです。
自分史等で出版を希望しない場合は特に問題はなくても、出版する場合はご自分が依頼する出版社に提出しなければならない、出版企画書の審査が厳しくなります。
なぜなら最近、自費出版の大手である出版社の一つが倒産したことからも分かるように、今、本を読まない人々が増える一方で、人口も減少する方向にあることと、
日本の出版業界は狭く、初めて本を書く人にとっては知らずに道義的に違反したり等、快く書籍化をしてもらえるとは限らないということがあります。

さらには初めて本を書く人に伝えたいこととして、本を書く作業は、本を読むのに比べて数十倍の時間やエネルギーを要する、たいへんな作業であることです。
人気作家の本は売れても、初心者の本が売れることは、余程、的を絞ったアイデアの良い内容でない限り難しいものですし、出版社にもよりますが、
自費出版の場合はもちろんのこと、印刷した本はすべて著者の買い取りになります。

書籍化するには

本を書くにあたり、自分の原稿を何処を通して書籍化するかについては、現在約4千社あると言われる出版社の一つにお願いして、出版企画書を提出する場合が普通ですが、
他には公的機関や新聞社など民間の媒体の募集に応募する方法もあります。
出版業界の道義的な作法として、同じ企画を複数の出版社に提出してもよいが、異なる企画を複数の出版社に渡すのは良くないこととされています。
どの出版社も最高の企画を扱いたいのであり、自分たちにまかされた本より、他社で作られた本の方が売れ行きが良かったら、著者との関係は微妙なものになるということです。
民間の媒体の募集に応募する場合には、個別のルールが決められていますので注意して従ってください。
本の内容をこれから決める場合は、流行があるので書店を観察などして研究してみるのも良いでしょう。