原稿のルール その1

原稿のルールについて その1

原稿のルールの確認がとれたらいよいよ原稿を起こしますが、いきなり本文に入らないで、本の全体の構成を再度確認しましょう。
本のタイトルは決まっているか、章立ては済んでいるか、各章の順序は妥当であるか、この章立てで魅力的な文章が書けそうか等をイメージしてみて、行けそうだと思えたら、どんどん進めていきましょう。

本文中の文章は1文が、平均30〜40文字位が適切で、大事なことを抜かさずに書いた文章では、短いほど読みやすくなるので良い文章になります。
そしてテーマを変えたら段落も変えていき、段落を変える時は1行空けることもルールの一つです。

また人によっては、いきなり本文の文章を書き進められない場合もあるでしょうから、そのような時は
章立てに従いながら、それぞれポイント的に書いてみても良いでしょうし、いずれ後から文章を埋めていくことになるわけです。

起・承・転・結が当てはめられる内容であるなら、また章立てがその流れにあるのならこだわっても良いと思います。
インターネット社会の到来で、国際間の交流も活発になっているなかで、日本の文化や日本人の特性を生かす良いチャンスでもあるので、本を書くことにおいても、日本的な文化の高みを世界中の人々に理解してもらえると期待できます。

本を書くことは自分の考えを発信することですから、電子書籍のパワーも借りて大いに世界に羽ばたかせたいものです。
日本の文化や日本人は、世界中の人々に好かれているのですから、自信を持って発信していきましょう。