本を書くために必要なこと

本を書くために必要なこととはどんなことか

本を書く上で最も必要なことは何なのでしょうか?
最も重要なことでもあるでしょうが、それは、著者としての自覚ではないかと思います。
これさえあれば、どんな環境でも作業を続けることができ、自分の作品に責任を持てますし、著作を自信を持って押し進められます。

著者としての自覚が確立していれば、利己主義は消えていますから、運が強くなります。
ご存知のように、自分を運が悪いとか、運が弱いとか思っている方の特徴は、例外なく利己主義者であることです。
ご本人は分からないので気の毒なのですが、話しても分からないことは人は話そうとはしないものです。
また、精神的な症状に、依存症というものがあり、この症状を持っている人は本を書くという作業はできません。
こんなふうに言われてくやしいと思う方が、勇気を出して本を書くことを決意するなら、すばらしいと思いますし、結果を気にせず頑張ってほしいです。

ここで先ほどの話に戻りますが、著者としての自覚ができていれば利己主義は姿を消すので、運が強くなるといいましたが、何を言いたいのかというと、自分の本を書籍化する際でも、決して無理をしないということです。
特に、最初の書籍化で無理したために、その後が続かずに消えてしまった人がたくさんいらっしゃるそうなのです。
本当にもったいないことだと思います。
成功には、特に現代ではスピ―ドが必要といわれますから、ついあせってしまうのかも知れませんが、焦るのとスピードアップは真逆の行動になります。
一番のスピードアップは何かというならば、それは、毎日コツコツとした作業を続けることにあります。
これは意外と知られていない真実でもあるのです。